マンションは利便性の高い立地にあることが多く、利便性の高い都会的な暮らしが叶えられそうですよね。それと同時に、一戸建てにはない眺望の良さも魅力のひとつと言えるでしょう。
最近では、オシャレで便利な暮らしのなかにも「自然」が感じられると川沿いに建つマンションが注目されつつあります。
今回は、川沿いのマンションの魅力点、そして裏側にある注意点について解説していきます。
川の流れる様子を見ていると、清涼感があって爽やかな気持ちになりますよね。川沿いのマンションには、いったいどんなメリットがあるのでしょうか?
「景色の良さ」を求めて、マンション暮らしを選択する人も多いでしょう。ただ、立地によっては周辺の建物が邪魔して「あまり景色はよくない」ということもあるもの。それに、建築当初に周辺の見晴らしがよくても、「隣に高いビルが建って景色が残念になった」なんてケースもあり得る話です。
しかし、川沿いのマンションなら将来的にも眺望の良さは約束されています。川を埋め立てて新しい建物が建つことはないので、開放感のある素晴らしい景観が続くのは魅力です。
川に建物が建っていないため、通風しが良くなります。川の表面温度が低いため、ヒンヤリ感のある風が舞い込むのが魅力。涼しげな風を感じながら、快適な夏を過ごせそうです。
川の近くは、散歩道や公園など整備されているケースが多いです。毎日のように散歩やウォーキング、ジョギングなどを楽しむことができそうです。
メリット的に見ると魅力的な川沿いマンションですが、デメリットはどんな感じでしょうか。
川の近くには、草花が植えられたり、土手に草が生えていたりするもの。植物が多いということは、そこに住む虫たちも多いということに繋がっていますよね。時期にもよりますが、川周辺は、大小問わず虫の住処となりやすいでしょう。
ベランダに出て川の景色を楽しみたくても「虫に刺されてガックリ」なんてことがあるかもしれません。虫避けアイテムでなんらかの対策をすべきでしょう。なるべく高層階に住めば虫問題はクリアできそうです。
周辺に建物がないため、上層階に行くほどに風の強さが気になるでしょう。
すべてのケースに当てはまるわけではありませんが、川の近くは「地盤が弱い」「氾濫のリスク」などいくつかの不安点も考えられます。マンション選びでは、建物だけではなく、ハザードマップなどで周辺の災害リスクを確認しておくといいでしょう。
目の前に広がる川の流れを見ていると、清涼感があって気持ちが和みますよね。川沿いに佇むマンションは、オシャレで利便性の高い現代風な暮らし方にプラスして、自然に近いゆとりのある気分も日常的に味わうことができます。
ただ、リスク的な面もいくつかあるので見逃せません。
メリットとデメリットを比較しつつ、川沿いのマンションライフを検討してみてくださいね。