勝手口付近を便利スペースに…!サービスヤードがあれば家事効率もアップ!

「サービスヤード」という住まいに関する言葉をご存知でしょうか。サービスヤードは、「キッチン」や「お風呂」のように、一般的な家に必ずついているものではありません。そのため、「聞いたことがあるような…ないような…」と、その意味が曖昧だという人も多いかもしれません。

また、家事や日曜大工などさまざまな使い道ができるので、後から設置するという人もいます。いったい、どんなものなのでしょうか。

今回は、サービスヤードについてお伝えしていきます。

◆サービスヤードとは屋外にある「便利」スペース

毎日の生活のなかで、「ちょっとした作業場所が欲しい」と思うことがありますよね。そんなときに役立つのがサービスヤードです。家の外に設けられている便利なスペースと言えるでしょう。

サービスヤードとひとくちにいっても、そのスタイルはさまざま。キッチンからの勝手口付近のちょっとしたスペースを設け、ゴミ出しまでの一時的に置いておく場所にすることもできます。少し広めのスペースにすれば、「洗濯物を干す」「DIYの作業場所にする」「自転車やアウトドア用品を置いておく」「プランターを並べておく」など、多機能空間にしてもいいでしょう。

◆サービスヤードを作るときに考えておきたいことは?

サービスヤードは、新築のときにプランニングすることもできますが、後からリフォームで設置することもできます。作るときには、どんなことを考えておくといいでしょうか。

◎勝手口との関係性はどうすべき?

サービスヤードは、勝手口と繋がっているとかなり便利です。玄関先に置くのをためらってしまうゴミや大きな荷物を置いておく場所に最適。また、雨が降っているときには、屋根がかかっているサービスヤードでレインコートや衣類を脱ぐことで室内を汚さずに済むメリットもあります。

◎車庫とサービスヤード、勝手口を繋げると動線がスムーズ

車で買い物をしたときには、車庫からサービスヤード、そして勝手口が繋がっていると動線がスムーズになります。食料品など、キッチンに持っていくものであれば、裏口から運ぶことで使い勝手がよくなりそうですね。

◎DIYに利用するならコンセントがあると便利

作業場所として使うことを想定するなら、スペースを広めにとってコンセントや照明を設けておくと便利です。夜間でも作業ができるようになるでしょう。また、アウトドア用品の保管をするときには、水栓を作っておけば汚れ落としに役立ちます。

◎プライバシー感を大切に

洗濯物を干したり、作業したりすることを考えると、周囲からの視線を遮るようなプライバシーも考えて設置することが大事です。

◆まとめ

勝手口を出た庭の周辺に、空いているスペースがあるならサービスヤードを作ってみてはいかがでしょうか。単なる通路としてではなく、作業場所や物置、洗濯物干し場など、さまざまな使い方ができます。空いているスペースの有効活用をしつつ、快適性も高めてくれることでしょう。